幼児期の反対咬合は大人になるにつれ自然に治ることもありますが、3歳で反対咬合だった子供は6%程度しか自然に治りません。
以前は、あまり小さい子供に対する矯正治療はありませんでしたが、このムーシールドを使用することにより、反対咬合は永久歯が生えるまで待つことなく、3歳児からの治療が可能になりました。
通常は1年程度の治療期間を目安としていますが、下のケースでは下の前歯の生え変わりの時期に重なったため、寝ている時と起きている時に1時間程度装着することで4か月程度で反対咬合が改善しました。
ムーシールドだけで反対咬合が治らないケースもありますが、早期から治療を始めることで、本格的な矯正治療がスムーズに行えるようになります。
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