インプラントとは天然歯根の代わりとなる人工歯根のことです。
入れ歯やブリッジにかわる新しい治療法として、いま注目されています。 天然の歯をいためずに「使いやすさ」と「歯の健康」の両方を考えて生みだされたものです。
さらに自然の歯のように見せる「審美性」に優れているなど、私たちにとってうれしい特長が数多くあります。
入れ歯を装着すると金属のバネが見えてしまいます。
インプラントにしてみると見た目にもほとんど違和感がありません。
天然の歯のようにアゴの骨に固定されるので、違和感なく噛むことができます。
噛む力は天然の歯を100%とすると、総入れ歯の20~30%に比べ、インプラントは約80%回復することができるので、固いものも噛めるようになります
良く噛めることは全身的な健康にも良い影響を与えます。
入れ歯と違いインプラントなら突然はずれるといったトラブルがありません。
また入れ歯と歯ぐきの間に食べカスがはさまったり、口の中で動くといった不快感もありません。
はずして洗う手間もなく、さらに見た目も自然です。
一本だけ抜けてブリッジにしなければならない治療も、両側の健康な歯を削らずにすみます。
入れ歯やブリッジなどは歯冠(口の中に露出している部分)は回復できますが、歯全体(歯冠と歯根)を失って、そこを再生させる方法は現在ではインプラントが唯一の治療法となります。
インプラントにマグネット(磁石)をつけて、義歯(入れ歯)に吸着させる方法もあります。
既存の入れ歯をそのまま使用することもでき、インプラントの本数も少なくすることができ、経済的で身体への負担も少なくなります。
当院では、安全で安心のインプラント治療を行うために、CT画像をSimPlant®(シムプラント)というシュミレーションソフトで解析し、綿密な治療計画を立て、サージガイドシステムを用いた安全第一のガイデットサージェリーを導入しています。
・治療計画した位置に、インプラントを埋入できます。
・手術時間が短くなります。
・予知性の高い治療で、インプラントが隣の歯の根に接触してしまったり、重度の神経障害や、大出血などのリスクを低減します。
予定通りの位置に正確に埋入されたインプラント(埋入直後)
Q1.どんな人が治療を受けられますか?
インプラントは歯が1本だけ抜けた方から全部抜けた方まで、さまざまな症状の方に幅広く使えます。
ただしアゴの骨や身体の健康状態によっては適応できないケースもありますので、歯科医師と十分に相談してください。
どのくらいもつかは個人によって異なりますが、口の中の衛生状態や健康状態が悪いと、インプラントの寿命が短くなりますので、長期間維持するためには十分な口の中の衛生管理と定期的な検診が必要です。
インプラント体は1本につき150,000円です。(別途消費税が加算されます)
別途に検査費用・手術費用・補綴物(かぶせもの)の費用などがかかります。
埋め込み本数・手術の難易度・インプラントを支える骨の状態・製作にかかる技術によって費用が異なります。
事前に歯科医師に相談してください。
インプラントの歯周病のことは、「インプラント周囲炎」と言って天然の歯の歯周病と同様に膿んだり腫れたりします。
天然の歯は歯周病(歯槽膿漏)に罹ると、歯がグラグラして歯ぐきが膿んだり腫れたりするトラブルにより、抜かなくてはならなくなりますが、インプラントも歯周病になります。
このインプラント周囲炎にならないように、当院で手術を行った患者様には必ず定期的に徹底的な分解清掃を行うメインテナンスを行っておりますが、この分解清掃を行っていないと、インプラント周囲炎等によって撤去を余儀なくされる場合があります。
インプラントの撤去は健康保険が適用されますが、ケースによっては非常に難しくインプラントの埋入よりも困難な場合もあるため、インプラントの撤去までできる歯科医院はあまりありません。
近年、当院では他院でインプラントを埋入し、インプラント周囲炎やインプラントの破折などが原因で撤去を希望する患者様が急増しております。
インプラントをご希望するのであれば、撤去など最終的なアフターケアーまでも行えるところでの手術をお勧めいたします。
アゴの骨を削る・骨を移植する・神経に近い・上顎洞に突き抜けるなどと、インプラントをしたくても手術が怖い・抵抗がある、適応外といわれたなどと訴える患者様は多くいらっしゃいます。
歯科医学の進歩により、従来の保険の入れ歯よりも見た目も装着感も改善された入れ歯が開発されています。
口の中は非常に敏感なため、髪の毛一本入っただけで強い違和感を感じます。
このため、厚くて大きい入れ歯を入れると違和感を感じるのは無理もありません。
薄い金属製の入れ歯を使用することで、装着感が非常によくなります。
現在ご使用中の義歯の内面に添加することができます。
最初は軟質ですが、歯ぐきの形に合わせ、体温で徐々に硬化していくため、食事をする時の痛みを軽減してくれます。
バネの代わりに超小型磁石を使用するため見た目も自然です。磁石の力で入れ歯がピッタリ吸着します。歯根に「磁性金属」を取り付け、入れ歯に「超小型磁石」を埋め込みます。
歯の無い方はインプラント(人工歯根)と組み合わせて使用します。
金属のバネがないので入れ歯であることが分かりにくく、金属アレルギーの心配もありません。
弾力性の高い素材を使用しているため破折にも強く、より薄い仕上がりでお口が快適です。
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